
【階調】に関する知恵袋
【質問】
クセ玉とヌケが悪いのは階調が豊かで、立体感が良いって事でしょうか?フレアや収差が出る事によって得られる事なんでしょうか?非球面レンズを使ったレンズでは、どうもモノクロ、カラーでも平面的な描写っぽいですが、レンズの影響もあるでしょうか?ご存知の方、アドバイスお願いします。
【解答】
これは、回答とかではなく、私の考える所ですが・・・・・・・・・・クセ(癖)玉は、描写に癖があるレンズの事を幅広く言い表すものでしょう。たとえば、ライカのズマリットとか初期のズミルクスなど開放でぬるい描写(残存球面収差)をするけれど絞ればシャープだなんて、あるいは、ライカ使いの写真家木村伊兵衛さんが評したデッコマ、階調の知恵袋を紐解くと、ヒッコマ(ピンとが湾曲している・・・・これで立体物を写すと良いとか言われたこともある。反対の意味として平面に合うプラナーがあります)、そのほか2線ボケが激しいものや、周辺光量が落ちるのも癖玉なんていう場合もありますし、素直じゃない描写をするレンズを言うのでしょう。これは、階調の知恵袋とは、主に収差から来るものなのでぼろレンズでも8-11に絞れば劇的によくなる傾向があるわけで開放から絞るまでの変化の丁度いい所を使う楽しみがあるのでしょう。ヌケ(抜け)の悪いレンズといえば癖玉の範疇に入るわけですが現状としては、コントラストの低いレンズになります。フレアーが全体に発生(球面収差だけでなく、レンズ面の散乱、鏡胴内部の乱反射等)してシャドー部にフレアーが出てシャドー部描写が悪くなる、フレアーで埋もれてしまうレンズの事です。と、理解しているのですが私がわからないのが「写真の立体感」です。よく言われる言葉なんですが何が立体的なのか理解に苦しみます。写真は、一つのレンズで平面にプリントするわけで立体感と言われる現象が何なのか理解できません。背景がボケて浮き上がるのは、立体感じゃありませんし、広角で写して強調さえるのも立体感じゃありません。上記のデッコマも立体感じゃありません。レンズ特性ではなく、写真を見て光線状態から、言うものではないでしょうか??????????>>フレアや収差が出る事によって得られる事なんでしょうか?画質の低下です。周辺の解像度が落ちたり、流れたり、ハイライトににじみが出たり、いいことはありません。しかし、レンズコントラストは、使用するフィルムによって好まれる傾向があります。再現域が広いネガカラーでは、出来るだけ再現コントラストが高いレンズが好まれます。これは、コントラストが高い事で色がくっきりでるからですね。リバーサルフィルムでは、軟らかいレンズが好まれるのは、露光域の再現が狭いため(特にダイレクトプリントした時)被写体コントラストが若干、下がるようなレンズが好まれる傾向があります。少々、ヌケが悪くてもリバーサルじゃ、悪い方向には、印刷の加工の技術を理解したいのであれば、なりにくい傾向なんです。これは、個人の好みが影響しますがフィルムの再現で求められる描写は、違ってきます。他の方も書かれていますが非球面レンズは、ボケが悪い(硬い)のが多いのですが私の場合、平面的、立体的というのが理解できないので書く事が出来ません。今は、変わりましたがモノクロを中心として考えていた時代、モノクロ写真として良いのは、NIKONやミノルタレンズでキヤノンなどは、ヌケがレンズで変わるので使えなかった嫌らしいレンズで学生時代、モノクロでキヤノンを使っていた連中は、皆、途中でNIKONに変えたものです。逆にリバーサルを使う者は、キヤノンに変えた(少数ですが)・・・私が今も両メーカー使うのは、こんな原因があるからなんです。ハッセルもCタイプレンズとCFを使い分ける方が沢山居ます。私も使い分けてますがレンズのヌケが違うのが一番の要素です。印刷の加工の技術の説明については以上です。